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CASE STUDY / 導入事例

【導入事例】公立佐賀中央病院 様

病院の統合・移転に伴う電子カルテ閲覧の課題を『Remorator310』で解決。USBを挿すだけで旧病院への移動を不要にし、月5〜10万円のコスト削減を実現

業種医療機関 / 公立病院導入時期病院統合・移転期活用領域電子カルテ遠隔閲覧・遠隔操作公開日2026.09.08
公立佐賀中央病院様(イメージ)
公立佐賀中央病院 外観
病院の統合や建屋の移転は、医療機関にとって大きな業務変化を伴います。公立佐賀中央病院様でも、新病院への移行にあたり、旧病院(統合・移転前の旧建屋)に残る電子カルテシステムをどのように閲覧・活用するかが課題となっていました。そこで導入されたのが、オフラインPC遠隔操作サービス『Remorator310』です。結果として、旧病院への往復移動を不要にし、業務効率化とコスト削減の両立を実現しました。
01 / BACKGROUND

導入の背景と課題

病院統合に伴い、旧病院に残る電子カルテの閲覧が大きな負担に

公立佐賀中央病院様では、病院統合に伴う建屋の引っ越しにより、新病院で業務を行いながら、旧病院に残る電子カルテシステムを閲覧・操作しなければならない状況が発生していました。移行期間は数カ月に及ぶ見込みで、その間、必要な情報を確認するたびに旧病院まで車で移動する必要があり、スタッフの業務負担や時間的ロスが大きな課題となっていました。

特に医療機関では、日々の業務を止めずに必要な情報へ迅速にアクセスできることが重要です。そのため、「いかに安全性を確保しながら、現場負担を増やさずに旧システムへアクセスするか」が、導入検討の大きなテーマになっていました。

そうした中で、オフラインPCを遠隔操作できる『Remorator310』の提案を受け、まずは2カ月間の無料モニタとして導入検証を開始しました。

02 / DECISION

選定の決め手

「USBを挿すだけ」で始められる手軽さと、医療現場で求められる安心感

USBポートに『Remorator310』の専用デバイスを挿し込んでいる手元のイメージ
『Remorator310』の専用 USB 端末。PCに挿すだけで簡単に遠隔接続が可能

医療機関で新たなITツールを導入する際は、利便性だけでなく、既存環境への影響やセキュリティ面への配慮が欠かせません。一般的な遠隔操作サービスでは、対象PCへのソフトウェアインストールや設定作業が必要になることがありますが、それが医療用PCの運用においては高いハードルになる場合があります。

その点、『Remorator310』は、専用デバイスをPCに接続して利用できるシンプルさが大きな魅力でした。複雑なシステム構築やアプリケーションのインストール作業を必要とせず、現場で受け入れやすい形で遠隔閲覧・遠隔操作環境を整えられたことが、選定の後押しとなりました。

また、Remorator310は、データを外部に出さないアーキテクチャを特徴としており、高いセキュリティを維持しながらオフライン環境のPCへアクセスできる点も、医療分野との相性が高いポイントです。患者情報などの重要データを直接保持しない設計思想は、医療機関が導入を検討する上での安心材料になり得ます。

03 / OPERATION

活用方法と運用の工夫

任意のタイミングで即座にアクセスできる状態を維持。週1回の定期リフレッシュという「最適な運用サイクル」の確立

モニタ期間中は、平日を中心に、新病院から旧病院の電子カルテシステムへ任意のタイミングでアクセスできるよう、常時接続可能な状態を維持する運用が行われました。これにより、必要な時にその場で旧システムを閲覧・操作できる環境が整い、日常業務の流れを止めずに対応できるようになりました。

さらに、より安定した遠隔操作環境を保つために、現場ではシンプルな運用ルールも確立されました。月曜日から金曜日の夜までいつでも利用できる状態を維持しつつ、週の初めにPCとスマートフォンを再起動してシステムをリフレッシュする運用を取り入れたことで、無理なく安定性を高めることに成功しています。

このように、公立佐賀中央病院様では、製品導入そのものだけでなく、現場に合った運用サイクルを組み合わせることで、実務に根ざした活用体制を構築されました。

04 / RESULTS

導入の効果

移動コストを抑え1日最大200分の業務時間を削減!

MOVING TIME
0分/往復
1回あたり往復20分の移動時間を完全削減。旧病院への往復が不要に。
TIME SAVED / DAY
100–200
1日5〜10人分のデータ確認を踏まえた1日あたりの削減時間。
MONTHLY COST
¥5–10万円 削減/月
人件費換算での月次コスト削減効果。正式導入・継続利用中。
新病院の明るい事務室で業務を行うイメージ
移動の手間を削減し、新病院内のデスクでスムーズに業務を完結(イメージ)

『Remorator310』の導入によってもたらされた効果は劇的でした。

移動時間の完全削減

1回あたり往復20分を要していた移動時間がゼロになりました。1日に5人〜10人分のデータ確認が必要だったことを踏まえると、削減できた移動時間は1日あたり約100分〜200分にのぼります。

業務の効率化とストレス軽減

移動そのものがなくなっただけでなく、「確認したい時にすぐ見られない」「後で見に行くことを前提に考えながら仕事を進める」といった見えにくい業務ストレスも軽減されました。必要な情報にその場でアクセスできる環境は、業務効率だけでなく、日々の心理的負担の軽減にもつながっています。

明確な人件費削減

人件費換算では、月5万円〜10万円程度の削減効果が確認できました。費用対効果の高さを実感できたことで、『Remorator310』の正式導入が決定し、現在も継続してご利用いただいています。

さらに、病院統合後も、新病院内の別フロアにあるサーバー室への入室負担を減少させる効果も現れています。導入価値は移行期間中の一時的な対応にとどまらず、業務の持続的改善やリソース負荷軽減へとつながっています。

05 / OUTLOOK

今後の展望

事務部門から医師・訪問診療へ。医療現場での活用拡大に期待

現在は主に事務部門で活用されている『Remorator310』ですが、公立佐賀中央病院様では、今後さらに利用範囲を広げていく可能性を見据えています。たとえば、出張先や自宅から電子カルテを安全に閲覧したい医師のニーズへの対応や、訪問診療・在宅医療の現場で必要な情報へ迅速にアクセスする仕組みとしての活用も期待されています。

医療現場では、セキュリティを確保しながら、必要な情報へ必要なタイミングでアクセスできる仕組みづくりがますます重要になっています。公立佐賀中央病院様の事例は、病院統合やシステム移行時の課題解決にとどまらず、今後の医療DXや働き方改革を支える実践例としても参考になる取り組みと言えると考えます。

広報担当スタッフ様
公立佐賀中央病院の看板前で、導入事例の取材にご協力いただいた広報の今泉様

製品のセキュリティおよび仕様に関する注記

  • 本事例は、開発中の製品モニタにおける検証内容を含みます。
  • 『Remorator310』は画面転送による遠隔操作ツールであり、製品内に患者様の個人情報や診察履歴等の医療データを直接取り扱い・保持しない「データレス設計」を採用しています。
  • 『Remorator310』製品版には、関係省庁が定めるガイドラインに準拠可能な「接続元のIPフィルタリング制限」および「MFA(多要素認証)」が標準搭載(一部機能はアップデートにて提供)されており、事業者側で厳重に接続ログを管理することで、高い安全性と監査性を担保しています。

貴院・貴社の運用課題も、
『Remorator310』で解決できるかもしれません。

オフライン環境PCの遠隔閲覧・遠隔操作について、まずはお気軽にご相談ください。
用途・規模に合わせた最適なプランと導入方法をご提案します。

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